マイクロSDって意外と使い勝手がイイと再認識したデキゴト。

 
 デジカメのSDカードをプリンタに直接挿して、その中から好きな写真を選んで、好きな枚数だけ自分で写真を印刷することを覚えた高1の娘が、今度は、
 
「友達の携帯に送りたいから、やり方教えて」
 
 とか言い出したので、デジカメのSDカードに保存されている写真データをPCに取り込み、それをメールで携帯に送信したいのだろうと考え、PCを起動しておくよう指示しておいた。
 
 今回、娘に教えておきたいPCの操作は、SDカードからのデータ取り込み方法と、データのメールへの添付方法のふたつ。もし、余裕があれば、ついでに写真のリサイズとか、編集方法なども教えてやろう。
 
 数分後、PCを起動してもいないのに、
 
「写真なら、送っちゃったからもういいよ」とか娘が言う。
「どこから?」
「アタシの携帯から」
「どうやって?」
「ふつーに、SD挿して」
 
 デジカメに挿していたSDカードは、マイクロSDカードにアダプタを装着したもので、もともと、
 
「大きなサイズのSDカードは、小さなサイズのマイクロSDには使えないけど、逆に、小さなマイクロSDだったら、アダプタをカマせば大きなサイズのSDカードとしても使えるからおトクだよね」
 
 とかいって、量販店で「公告の品」として安売りしていたのを2〜3枚余分に買っておいた、そのうちの1枚だったのだ。
 
 娘は、アダプタを装着されてノーマルSDカードのサイズにされたマイクロSDカードをデジカメから抜き出したときに、
 
「あ、これの中身って、もしかして携帯に挿さってるのと同じじゃん?」と気づいたのだという。
 
 で、試しにアダプタから外したマイクロSDカードを、そのまま携帯に挿してみた。すると、難なくそれを読み込めた。から、携帯の写真編集機能でサイズを小さく編集して、試しに友達に宛てて送信してみたら、
 
「なんだかうまくいっちゃった、えへ」だと。
 
 もしかして、こういう、「試してみよう」という姿勢が、人生をドライブさせていく原動力になったりするのかもしれない、と、ちょびっとだけ思うことにした。