電車で壁ドン☆きらきらネイル

今朝、乗ってた電車でドア脇に立ってたら電車が揺れたときに隣に立ってたお姉さんに壁ドンされた。

壁ドンしてきたお姉さんの爪はキレイにネイルされていた。

原色も鮮やかに指の1本1本ごとに色を変えたジェルを盛り、その上からキラキラと光る小さな粒つぶを半埋めした感じのネイル。

唯一、右手の人差し指を除いて。

どうして右手の人差し指1本だけネイルしていないんだろう?

ネイルしていたのに剥がれてしまったのか、最初からしていなかったのか……。

もしかして、右手の人差し指は「ホジホジ用」だったのかもしれない。

おーもりカレー

よく晴れた日曜日に妻とふたりで近場へドライブに出かけた。こんなポカポカ日和には城南島海浜公園で羽田空港を離発着する飛行機を眺めて過ごすのにちょうどいい。

環七は空いていた。クルマの流れはスムーズで昼頃には大森駅の近くまで来ていた。

城南島に着く前にここらへんでお弁当でも調達していこうとクルマを停めて駅方向へと向かう横断歩道を渡った先に「本格インド料理」の看板を掲げた店があるのに気づいた。

「ランチタイムはナンがおかわり自由なんだってさ」

「じゃあ、ここで食べていこうか?」

「そうしようか」

クルデヴというその店のカレーは5段階の辛さ度の中から好きなものを選べる。チキンカレーとマトンカレーともに標準的な辛さ度3を選んだのだがこれがまあまあ辛い。フワッふわの焼きたてナンをカレーと一緒に食べると小麦の甘さを強く感じた。

ふたりとも1枚ずつナンをおかわりして満腹したところで店を出て城南島へ向かう。

城南島に着いてみるとそこは風も穏やかで陽射しも柔らかく見晴らしも効いて絶好の散歩コースであった。あんまり気持ちがいいのでクルマに積んであったテナーサックスを吹きたくなった。朝練に持ち出したままだったのだ。

「じゃあ、わたしはそこらへんを歩いてくるわ」と、妻はひとりで散歩のつづきへ。



羽田空港とは反対側のレインボーブリッジが見える側で小一時間も吹いていただろうか。日が傾いて空気が冷んやり感じられた頃、楽器をクルマに積み、妻を呼びに行こうと公園内をショートカットして羽田空港が見える海側に出たすぐのベンチに妻がいた。

手を振って駆け寄ると、

「あら、ちょうどよかったわ、少し冷えてきたからクルマに戻ろうかしらと思ってたところだったのよ」と迎えてくれた。

12月15日、結婚記念日だからといって何も特別なことが起きたわけでもない、普段と変わらぬ日曜日でした。

かゆいところありませんか?

 
 ひとに髪を洗ってもらうって、気持ちいい。
 髪を切ったあとにワシャワシャグシグシと。
 
 そうやって洗ってもらっているときに、

「かゆいところありませんか?」
 
――ってきかれたら何と答えますか?
私の場合は、大抵、
 
「ありません」
 
と答えていますが、こないだ髪を切りに行ったときに、隣で髪を洗ってもらっているひとが、
 
「だいじょうぶです」
 
と答えていました。
 
 
 
「だいじょうぶです」
 
 
 
――って、どういうことだろうか?
 
 ほんとうは、かゆいところがあるのだけれど、ガマンしますってこと?
 
 それとも、言われてみれば、かゆいような気がしないでもないが、今すぐ掻いてもらわなくてはならないほどのかゆみでもないし、かゆみというよりも、これはワシャワシャグシグシされたり暖かいシャワーのお湯をかけられたりといった刺激を受けたせいで頭皮まわりの血行がよくなってムズムズしているだけなのかもしれないぞ、と思い直したりして、
 
「だいじょうぶです」
 
――と答えただけなのかもしれないよね。
 
 いや、もしかすると、洗ってくれているひとの目には、頭皮が赤く、いかにも痒そうに見えるので、心配のあまり声をかけたのかもしれないぞ……。
 
 なんてことでは、たぶん、ない。
 
 

『ラピュタ』で思い出すことといえば……。

 
 先週8月3日の金曜日に放映された『天空の城ラピュタ』を自宅で視た。放送中に。リアルタイムで。
 
 前回の放映時には映画の進行とタイミングを合わせて「バルス!」と一斉につぶやく人たちがあまりに多すぎたためにツイッターのサーバーがダウンしたとかで、今回は「自粛のお願い」が出ているとか、いやいや「サーバーを増強したので存分にどうぞ」と強気の構えでいるのだとか、事前にいろいろと面白がりたくなるようなウワサが出回っていたことは妻も娘も知っていたようで、オープニングからキッチリと。
 
バルスのとこだけでいいんじゃないの?」と言ってみたが妻と娘には聞こえていなかったようだ。
 
 もう、何度も視ていて、録画もしていて、それこそ今や高校3年生になった娘が幼稚園に入る前からビデオで視ていた作品を、なぜいま、CMでこま切れにされるテレビ放映をリアルタイムで視る必要があるのかわからないが、チャンネル選択権を与えられていない私に、もし、いま、好きなもの見せてくれるというならば、
 
「どうせ『ラピュタ』視るならDVDで視ようよ」と提案するかもしれない。却下されるにちがいないが。
 
 
 
 映画『ラピュタ』を視ると、初めて娘を「としまえん」のプールに連れていった日のことを思い出す。
 
 幼稚園に入る前の年だから、娘は2歳。その日はあまり天気がよくなくて、「流れるプール」は水が冷たくて遠慮したくなるくらいだったと思う。
 
 それでも娘にはプールが楽しいらしく浮き輪をつけてニコニコしていた。娘の両手を引いて私が後ろ向きに進んでいると、自分で泳いでいるかのように足をバタバタさせたりしていた。と、
 
 
 
「しーた!」娘が叫び声をあげた。
 
「????」無言の私。
 
「しーた!」じたばたと手足を動かしている娘。
 
 
 
「お父さんは『ぱずー』って言って」と娘。
 
「ぱずー?」なんのこっちゃ?な私。
 
「○○(←娘の名前)が『しーた』って言ったら、お父さんは『ぱずー』って言って」
 
 
 
 さっぱりワケがわからない。
 
 
 
「お空をとんでるの」
 
「はあ?」
 
「おててをつないでお空をとんでるの」
 
「だれが?」
 
「しーたとね、ぱずーがね、お空をとぶの」
 
 
 
 もしかして、『ラピュタ』のこと?と思ったら、どうもそうらしい。
 
 
 
「○○(←娘の名前)ちゃんと、お父さんは、どっちがシータで、どっちがパズーなの?」
 
「○○(←娘の名前)がシータで、お父さんがパズー」
 
「ふーん、だったらさ、○○(←娘の名前)が自分で『シータ!』って呼ぶのは変じゃない?」
 
「……」
 
「どうしたの?」
 
バルス!」←ウソです(笑)
 
 
 
 さて、翌土曜日の朝は、いつも練習に行っている公園にサックス持っていって、
 
「あのちーへいーせーんー♪」ってのを記憶をたどりつつ即興で吹いてきた。まあ、だいたい合ってるだろうと思いつつ。
 
「ちきゅーはまーわーるー♪」と、1周回ってもどってきたとこです。
 
 

その毛に排除勧告。

 
 混雑した電車の中で腕に濡れタオルを押し付けられたと思ったら汗でビッショリ濡れた毛むくじゃらの腕だった。うげえ、気持ちわりい。
 
 ムダ毛の処理はマナーです、男女問わず。
 
 半袖着るなら腕の毛もじゃもじゃさせてんじゃねーよ、って思った。
 
 ちゃんと片付けといて欲しいよね、除去でも収納でも構わないから。少なくとも人目に晒さないようにしといてくれ、ってゆーか、他人の肌に直接接触させないで!
 
あー、気持ち悪かった。
 

風邪ひき声がれウィーク。

 
 先週の土曜日にサックス吹いて少々汗ばんでいたのに薄着のまま夜桜見物していて身体を冷やしたのがいけなかったらしく、日曜の朝は熱が出て寝込むはめになった。
 
 日曜日は夫婦で観に行くのを楽しみにしていた映画『相棒』の初日だったのに。
 
 で、迎えた月曜の朝、熱は下がるどころか前の日よりも具合が悪くなっていて、月末近くのしい時期だというのに会社休んじゃったんだよね。
 
 1日休めば良くなるだろうとの予測は甘くも外れ、火曜になってみたら状態はさらに悪化。声が全く出なくなっていた。
 
「休みます」の電話すらかけられない。
 
 月火と2日休んだあと、 水木金と3日出勤。この間も全く声が出ず、身振り手振りをまじえての手話もどき&筆談が主なコミュニケーション手段となる。
 
 遠距離の相手にはメール。短く簡潔に、チャットか?と思えるような。
 
 土日をはさんで今日は、ちょっとだけ声が出るようになった。ほんのささやき声だけど。
 
 まるまる一週間。まだ完治とは言い難い。喉痛いし。
 
 そういえば、今から12〜13年前にも似たような症状の風邪をひいたことがあった。喉が痛くて、声が枯れて。タバコやめるきっかけになったんだった。
 
 タバコを吸わないまんま一週間過ぎたら、タバコなくても平気になっちゃって、そのまま現在に至ってます。
 
 ま、どーでもいいことなんだけどね。
 
 
 
 どーでもいいついでに、今は、この半分も声が出ていません。どハスキーっす。
  ↓

 

たとえばのはなし。

 
A「たとえ話をすると『たとえ』の方に引きずられる人って、いるよね」
 
B「たとえば?」
 
A「たとえば『羊頭狗肉』を説明しようとして……」
 
B「外見と中身が全然ちがうって話だね」
 
A「そう、『コンビニで買ってきた鮭のオニギリを食ったら中身がツナマヨだった?』みたいな」
 
B「あるある」
 
A「ねーよ!」
 
B「ねーか?」
 
A「ねーだろ、フツー」
 
B「そーいえばそーかも」
 
A「まあいいや、オニギリの話に戻るけどさ」
 
B「鮭だと思ったのにツナマヨだったって話な」
 
A「そういうときって『なんじゃこりゃ?』ってなるよな?」
 
B「なるなる」
 
A「ところが、『おれ、ツナマヨ好きなんで全然オッケーっすよ』とか言う」

B「ありえねー」

A「だろ?」

B「おれだったら、むしろ鶏五目いっとこうかって思う」
 
A「……」