風邪ひいてんなら出て来るんじゃねーよ

 
 熱に浮かされた頭のボンヤリした状態でボンクラなミスを犯して業務の足を引っ張るくらいなら、おとなしく家で寝ていてくれた方が、会社のためにはよっぽど効率的だと思っているので、部下には休んでもらいます。
 
 それに、下手に出てこられて風邪のウィルスを周りに撒き散らされたりしたら、本人1人の問題ではすまされなくなるし、感染させられたりでもしたら迷惑このうえないです。
 
 
 
■37度9分の熱まで仕事休めず? 3人に2人は「かぜくらいでは休めない」。
http://www.narinari.com/Nd/20111016472.html
 
 
 
 部下をあずかる管理職としては、部下1人が1日や2日休んだくらいで業務に支障をきたすようなことがないように、ふだんから業務の処理基準やノウハウの類を共有しておくべき。どうしてもその人でなければならない業務は、その人が担当している業務の1割程度に抑えておきたい。
 
 残りの9割程度は、いつでもその人の代わって他の誰かがこなせるようにしておけば、たいていの業務は支障なくまわせるものであるし、まわせるようにしておくことが危機管理なのだ。
 
 それを実現できるように、マネージャーは各自の担当業務の遂行要領をできるだけシンプルなものにしておき、業務遂行の大原則となるべき基準をわかりやすく体系づけておかねばならない。そうして作り上げられた組織なり体制なりが、業務のバックアップを容易なものにする基盤となるのである。
 
 目指すところは、いつスタッフを入れ替えても、すぐにきちんと機能する柔軟な組織づくり。そのためには、スタッフひとりひとりのスキルアップが欠かせない。が、多くのスキルを身に着けることを求めることはスタッフの負担が大きい。スキルに頼りすぎなくても仕事をこなせるような仕組みづくりが求められている。
 
 私、システム設計とかよくわからんので、仕組みづくりをしなきゃならんといっても、人の手を借りないとできないことばかりだわ……。