スナック大宮deロスジェネナイト

 
 日経BPnetビズカレッジに、『「ロス女」vs「ボク様」50番勝負』というコラムを連載中の大宮冬洋(おおみや・とうよう)さんの読者交流会、名付けて「スナック大宮」が、西荻窪にある、東京で一番おいしい(←大宮冬洋さんの主観)アジア料理店「ぷあん」で開かれたので覗いてきました。
 
 
■「実験くん」の食生活:スナック大宮 第二夜(10月19日)
http://syokulife.exblog.jp/16634865/
 
■「ロス女」vs「ボク様」50番勝負:【21】男の人に察してほしい。私に全部をいわせないで
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20111013/287231/
 
■ぷあん - 西荻窪/タイ料理[食べログ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131907/13024603/
 
 
 
 第二夜というとおり、じつは1ヶ月ほどさかのぼる、先月9月21日に、第一夜の開催が予定されていて、私もその場に参加を申し込んでいたのですが、当日、関東地方は台風の直撃を受け、都内各所で電車が止まってしまって行けなくなってしまったので残念なことに無念を忍んで参加を断念したのでした。断念無念。
 
 月が替わって今月10月19日、「今度こそ」と気合も新たに夜の19時半近くに会社を出て大江戸線に乗り込んだ、のはよかったけれど……。
 
 途中の東中野でJR線に乗り換えるはずだったのが、なぜか中井まで乗り過ごしてひと駅戻ったり、戻った東中野から乗った総武線の各駅停車が隣の中野止まりだったりして、少々手こずりながらも20時半ごろには西荻窪に到着。
 
 会場の「ぷあん」に着いてみると、お店にいたのはお客がふたりだけ。カウンターで静かにビールを飲んでいた。
 
「すみません、大宮さんの集まりは?」
 
と、お店の人にたずねると、グラスをかぶせたタイビールのビンを持たせてくれて、店の裏口から、周囲の建物に囲まれた中庭のようになっているスペースへと案内してくれた。
 
「この階段を上がった2階に大宮さんと皆さんがいらっしゃいます」
 
 アパートの外階段みたいなカンカン階段をのぼっていくと、集まった人数分の靴が、下足箱や靴脱ぎに収まりきれずに階段を3段くらい降りたところまでビッシリと並んでいてちょっとびびる。
 
 内部には振り分けに配置された部屋が左右に大小二間、それぞれに料理や酒ビンが並ぶテーブルがあり、すでに出来上がっている顔をした人たちが談笑していた。
 
「こんばんわ、おそくなりました」
 
 階段をのぼって左手にある広いほうの部屋の入口に立って声をかけると、大宮さん(「著者近影」などで顔は知っている)が、めざとく私を見つけてくれ、
 
「あ、○○さん(←私の本名)、いらっしゃい」と、中へ招き入れてくれたんだよね。
 
 これにはちょっと驚いた。
 
 だって、初対面ですよ。私が本名を名乗ったのは、さいしょに「スナック大宮」への参加を表明したときと、前回の台風時に行けなくて「ごめんなさい」したとき、そして、今回の参加を表明したときの、あわせて3回のメールだけ。
 
 そのメールの中では、いちおうハンドルを明かしていたのでコラムにときどきコメントを入れる私のことが印象に残っていればいいかな?ぐらいに思ってはいたけれど、まさか顔を見た瞬間に本名を言い当てられるとは……。
 
 あらかじめ参加者名簿が用意してあって、到着した人をひとりひとり消し込んでいたとして、たまたま最後に残った1人が私(「あと○○さんが来れば全員集合だな」とか思っていた?)だったのかもしれないけれど、それでもすぐに名前が出てくるとは、大宮冬洋という男、タダモノではなさそうです。
 
 彼、けっこうオシャレです。←着ていたシャツの色合いとか質感だけで判断してます。
 
 それに、声もいいです。これ、かなり重要だと思います。彼の著作には、インタビューに基づいて書かれたものが多いのですが、話し声を聞いていて疲れるタイプの人との会話って、つづきませんもの。電話での打合せや取材の申込みのときに、大いに役立つ資質といえましょう。
 
 
 
 なんだかホメてばっかりですね。
 
 
 
 宴会は和気あいあいと楽しく話もはずんでいました。なんとかいう油で炒めたみたいな太麺が美味しかったです。
 
 参加者の男女比は6対4くらいで、やや男性が多かったようでした。年齢分布は、やはり、ロスジェネ世代(29歳〜39歳)がボリュームゾーン。40歳代は、たぶん私ひとりだったんじゃないかと思います。
 
 大宮冬洋さんと読者との交流会「スナック大宮」は、毎月第3水曜日に開店するということです。次回は11月16日(水)が予定日です。ぜひまた参加したいと思います。
 
 
 
大宮冬洋さんの著作紹介
 
『バブルの遺言』(著: 大宮 冬洋)
http://www.amazon.co.jp/dp/4331514595/

 
 
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(著: 大宮 冬洋)
http://www.amazon.co.jp/dp/4827206406/

 
 
 
 年齢層別に、44歳〜50歳を「バブル世代」、29歳〜39歳を「ロスジェネ世代」、25歳以下を「ゆとり世代」と、ザックリ分けたときの、各世代に対して私が抱いている印象をザックリと述べる。
 
【設例】紙の真ん中の3分の2程度の面積を枠で囲うように図形が描かれている。その枠の内側をクレヨンで塗つぶしなさい。
 
1.バブル世代: 多少ハミ出しても構わずに、一気にグヮシィーっと大胆に塗っていく。
 
2.ロスジェネ世代: 枠の内ノリからハミ出さないように、小刻みにチマチマと丁寧に塗っていく。
 
3.ゆとり世代: 学校で習わなかったのでわかりません。
 
 
※個人差があります。