今年の1月の長さは異常。

 
 カレンダー上のことにすぎないんだが、いちおう、平成24年の1月が今日で終わりを迎えた。私は現在、仕事を終えて帰宅する、自宅までの経路の途中の地下鉄の車内にいる。
 
 車内(変換一発目に「社内」と表示されて軽く凹んだなんてことは、この際どーでもいい)というからには、もちろん乗車中に決まっている。けっこうくたびれての乗車中ってことで、よろしくな。
 
 会社帰りといえば、くたびれていて当たりまえといえば当たりまえなのであるが、今日のくたびれ加減ときたら、通常イメージされるような当たりまえを越えて、一段とくたびれ感が漂う程のくたびれ加減なのである。
 
 おかげで、ひとつひとつのセンテンスが、なんだかズルズルとだらしなくのびたそうめんのように長くなってしまっていることに気づいていながらも、それにはまったく気づいていないフリをしつつ、知らんぷりしたまま、さも長いセンテンスなんか書いちゃいませんよといわんばかりの風を装って、無駄にぐだぐだと長く引き延ばしているだけみたいなことになっているのだ。
 
 なんか、切れの悪いウ○コみたいだね。
 
 とかなんとかいってるあいだに、乗っていた地下鉄は自宅への最寄り駅へとつづく地上を走る私鉄への乗換駅に着いてしまった。なんか、いつのまにか時間を忘れてしまったみたいな気がしてしまう。
 
 時間を忘れるといえば、今年の1月は、時間の感覚が狂ってしまったかと思えるほどに長く感じてしょうがなかった。やたらと時間に追われ急かされて過ごしていたはずなのに、今日は、
 
「あれ? まだ1月おわってねーじゃん」という気分マンマンだったのだ。
 
……というのも、去年までとはまるで違うスケジュールで動いていたから。
 
 去年までのスケジュールは、だいたいこんな感じだったと思えばわかるかな?
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1月の半ばをちょいと過ぎた17〜8日頃までに決算の数値を「おおよそこんなもん」ってだいたい固めたことにして監査法人の監査に臨みつつ、取引先との債権債務の残高確認にかかる時間を稼ぐ。
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 そうこうしているうちに、1月の月末の支払い準備やら何やらが始まっちゃうので、それらを並行して進行。
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 1月の月末が明けて2月に入ったら、月末進行中に作成していた「決算短信」について、監査法人の監査を受ける。
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 決算短信の監査を終えた、だいたい2月12〜3日頃に短信発表。
 
 
 
 なのに、今年ときたら、1月の終盤の先週のうちには既に決算短信の発表を済ませてしまっているわけだ。
 
 なので、気分はもう、2月の半ば、って感じなんだよね。
 
 ここまで、日程的には6割弱の短期間のうちに、量的には1.2倍強の仕事量をこなしてきたという実感。密度にして約2倍。というわけで、
 
「あれ? 今日って、まだ1月じゃん。1月、長がっ!」
 
 
 
 たしか、明日から2月、なんだよね。