ロングトーン♪

 
 久しぶりに楽器を出してみた。
 出したら吹いてみたくなった。
 音が出るか不安があったけど。
 
 本体にネックを組みつけ、リードをセットしたマウスピースを差し込んでみると、いちおう、楽器の形にはなっていた。
 
 モンダイは、きちんと音が出るかどうか。
 
 前歯をしっかり固定し、下唇を軽く巻き込んでリードに当て、唇全体でマウスピースを押さえる。
 
 このときの力加減が難しい。キツ過ぎても緩すぎてもいけない。キツいとリードが鳴らないし、緩いと息が漏れてしまうのだ。なあんてことを念頭におきながら息を吹き込んでみる。
 
 とりあえず“音”は出た。
 吹きながら、マウスピースに力をかける位置や力加減を調整し、“アタリ”を探っていく。
 
 

 
 
 コイツは、もともと“鳴り”のイイ楽器だった。
 
 楽器店で同じ型の新品を7〜8本吹き比べたときに個体差が大きいことに驚いたものだが、管じたいが持っている音色と響きのよさに惹かれたのだ。
 
「それは彫刻なしモデルですが、よろしいですか?」
 
「あ、ホントだ……、でも、コレが気に入ったので、コレください」
 
 彫刻なしモデルは彫刻ありモデルに比べて若干値段が安い。
 
 その価格差は、彫刻にかかる手間賃相当分だ。彫刻の有無によって楽器の性能(音色や響き)には影響しない。とゆーわけで、私は“アタリ”の楽器を“お買い得”価格で買ったとゆーことになるのだね。
 
 ってゆーか、私が楽器を選んだとゆーよりも、楽器が私を選んだとゆー方がアタっていたのかもしれない。なあんてことを思ったりしている。
 
 久しぶりに、イイ音で鳴らしてたくなっちゃった。
 
 

 
 
 ロングトーンを一発カマす。
 スケールを行ったり来たり。
 
 

 
 
 イイ音で鳴りやがるんだよ、コイツがさ。
 参っちゃうぜ、まったく。
 

きわどいセリフ

 
「ずるいひと。いつも、そうするのね」
 
「すまねえ」
 
「……いいわ、出して」
 
 
 
 こうして文字にしてみると、『紅の豚』のセリフって、かなりエロいです。
 
 いちど、絵を消して音だけ聞いてみたら、新しい世界が開けちゃうかもしれませんね。
 
 お試しください。(笑)
 

新年度を迎えるたびに思い出す二・三の事がら

 
 世間では本日4月2日からが新年度が始まったことになっている。新入社員を迎えた会社も多くあることだろう。私の勤務先もそのひとつ。朝っぱらから入社式が厳かに行なわれたようだ。総務&人事の部長以下全員が出払っていたからね。
 
 いっぽう、我われ経理といえば、新年度って何ぞ?といった感じでいる。我われのカレンダーは未だに3月のままだ。少なくとも向こう一週間くらいはね。
 
 なぜって? 決算だからさ。
 
 3月決算の会社の場合、事業活動を4月1日から3月末までの1年間で区切り、1年間にどれだけ儲かったか(または損したか)を取りまとめている。ゴルフは、スコアを自分でつけるスポーツだが、会社の経理は、それに似ているかもしれない。自分の会社の成績を自分でつけるという点で。
 
 3月までの1年間の事業活動の成果は3月の月末が明けてみないとわからない。から、4月のアタマにおける、我われ経理マンのアタマの中は未だに3月のままなのだ。
 
 3月のままのアタマで、いろんなことを考える。
 
 決算処理に必要な資料を揃えることもそのひとつ。これは、経理だけで何とかできるものもあれば、社内の他部署に協力してもらわないとならないものもある。場合によっては、取引先ほか、社外の関係先にお願いするものだってある。連結決算を行っている場合だと、連結子会社や連結親会社と歩調を合わせることも欠かせない。
 
 並行して、4月の日常はカレンダーどおりに進行していく。経費精算や入出金は待っていてはくれない。4月の経理マンは忙しいのだ。
 
 
 
    *    *    *
 
 
 
 私は、社会人としての大半を経理マンとして過ごしてきた。そこそこ経験を積んで法人税の申告書作成を任せられるようになったのは今から20年くらい前のことなのだが、その頃話をしてみよう。ちょいと覗き見たところ、仕事に直接かかわりがなさそうでありそうな微妙な話です。
 
 法人税の税金計算とは、会社が1年間でどれだけ儲かったかの「儲け」に対して支払わされる税金の計算なんだが、たとえば預金の利子などから差引かれた税金は、「すでに前払いしてある」ものとしてカウントすることができるとされている。
 
 これは、イザ税金を支払わされる際に、支払うべき税金の額から、前払いしてある税金の額を差引いた残りを支払えばよいということだ。たとえば、
 
 仮に、1000万円儲かったとして、その30%の300万円を税金として支払う場合、前払いしてある額が100万円あったとすれば、残りの200万円を支払えばよいということになる。
 
 これには、前払いしてある税金のうちに外国での儲けに対して外国で支払った税金が含まれている場合も含まれていて、どこにいくら税金を支払ったのか、支払った税金の領収書などの証拠書類を添えて税務署に申告することになっている。
 
 当時、私が勤めていた会社はアメリカに現地法人(子会社)を持っていて、子会社に対する貸付金の利息収入が相当額あった。アメリカの現地法人から受け取る利息収入は、アメリカで発生したものとしてアメリカで課税され、アメリカに支払わされる税金を差引かれて送金されてきた。
 
 さっきの例に当てはめてみると、1000万円の儲けのうち、アメリ現地法人から受け取る利息収入が200万円あったとし、アメリカで25%にあたる50万円を税金として支払わされていたとするならば、これも支払う税金の額から差引くことができるというわけだ。
 
 つまり、1000万円の儲けに対する30%の300万円を税金として支払う場合に、日本国内で前払いした100万円とアメリカで前払いした50万円を合計した150万円を差引いて、残りの150万円を支払えばよいということになる。これは非常に重要なことで、これをうっかり見落として余分な税金を支払わされたりしないように充分に注意しなくてはならなかった。
 
 その際、前払いしてある税金があることを証明するために、貸付金の利息を本社に送金した際の税金計算書と、アメリカに税金を支払った領収書を取り寄せる必要があったのだが、当時は便利なインターネットがまだ普及する前のことだったので、主要な通信手段は電話かFAXに頼っていた。
 
 電話は、こっちの深夜が向こうの早朝、向こうの深夜がこっちの早朝という具合で不便だったので、確実に伝えたければFAXを利用することにしていた。向こうには経理の先輩ほか日本人スタッフがいるので、日本語で書かれたFAXだったら確実に伝わるだろうし。
 
 というわけで、A4のFAXレターヘッドに手書きの「利息にかかったアメリカ源泉税の領収書を送ってください」というメッセージをアメリ現地法人にあてて送信したことが、意外なところに波及しちゃったりしたのでした。
 
 
 
 翌朝、アメリ現地法人に赴任している経理部の先輩から、こんな返事がきた。
 
 
 
「××常務(←親会社から派遣されている現地法人の社長)が、おまえが送ってきたFAXを気に入っちゃって、これから毎週何か書いて送れと言っている」
 
 なんだ、それ――?
 
「こっちは日本語の文章に飢えていて、おまえが送ってきたFAXをみんなでまわし読みしているよ、おまえの文章が面白いといって、みんな喜んでいる」
 
 用件だけじゃ味気ないと思って、本社近くにある増上寺の桜のつぼみが膨らんできたとか、どこそこの和菓子屋の店頭では桜餅に代えて柏餅が目立つようになったとか、どーでもいい近況みたいなものを書いてみたのが「当たった」らしい。それで現地法人のみんなが喜んでくれたということは、私にとっては「どーでもいいこと」が、他の誰かの役に立ったということだ。喜ばしいことではないか。
 
 
 
    *    *    *
 
 
 
 これには後日談があって、後に××常務が専務として本社に戻ってきた際に、わざわざ経理部の私のところまで、
 
「キミがキタガワくんか、毎週、キミからのFAXを楽しみにしていたんだよ」といって、顔を見に来てくれたんですよ。すげーって思ったぜ。まわりもビックリ。私の名札に色がついた瞬間ですね。
 
 しかし、そのチャンス(?)を上手に生かしたんだか生かせなかったんだかわからないあたりに、私の私らしいところがあると思っています。むふふ。
 

冷たい雨の降る夜に

 
 冷たい雨の降る夜に、だらだらとつづく長い坂道を登っていく者がいた。若い男だった。男は傘も持たずに全身ずぶ濡れのまま歩いていた。
 
 服も靴も、下着もくつ下も、身につけているもの全てがタップリと水を含んで重みを増し、ベッタリと身体じゅうに巻きつけたように貼りついていた。
 
 
 
「…………」
 
 
 
 男は無言で歩いていた。「寒い」とも、「冷たい」とも言わずに、ただ黙って歩きつづけていた。何か言ったって、それがもとで雨が降りやむわけでも、着ているものが乾くわけでも、寒さが和らぐわけでもないことを知っているから。
 
 男はただただ歩いていた。立ち止まることなく歩きつづけていた。いったん足を止めてしまうと、それまで歩きつづけていたことで保っていられた体温が急激に下って身体がこわばり、歩けなくなってしまうことを知っているから。
 
 
 
「…………」
 
 
 
 ずぶ濡れの姿で外を通り過ぎていく男の姿を、坂の途中の家の窓から覗き見ている人たちがいた。声をかけることも呼びとめることもせず、通り過ぎていくのを黙って見ているだけの人たち。
 
 暖かい部屋にいて、窓から外の景色を眺めている人たちの目には、外を通り過ぎていく男の姿がどんなふうに映っていたのだろうか?
 
 窓の景色を通り過ぎていく影や、風景の一部であるかのようにしか見えていなかったかもしれない。もしかすると、まったく目に入っていなかったもしれない。
 
 一軒の家の扉が開いて、一杯のカップを手に持った初老の男が出てきた。彼はずぶ濡れの男に歩み寄り、横に並んで歩きながらカップを差し出して言った。
 
 
 
「歩きながらでいいから飲んでいきなさい」
 
 
 
 差し出されたカップは、熱いコーヒーで満たされていた。
 
「私にも、こういう冷たい雨が降る中を歩いた経験がある」
 
「…………?」
 
「立ち止まると、たちまち身体が冷えて歩けなってしまう」
 
「…………!」
 
「このまま歩きつづけていれば、そのうち雨もやむだろう」
 
「そうですか?」
 
「だから、途中で止まらずに、頑張って歩きつづけなさい」
 
「ありがとうございます」
 
「ふふふ(笑)、お礼なんかしなくていいから、行きなさい」
 
「あの、このカップは……?」
 
「それはあなたに差し上げましょう、もって行ってください」
 
「え? お返ししなくてもいいんですか?」
 
「いいえ、それはあなたに受け継いでもらいたいのです」
 
「受け継ぐ?」
 
「そうです、将来、あなたが誰かに飲ませてあげなさい」
 
「はい、きっとそうします」
 
 
 
 ずぶ濡れの男は、熱いコーヒーで満たされたカップを両手のひらで包み込むように持ち、そっと口づけて微笑んだ。
 

春はウグイス♪

 
 ウチのすぐ近くでウグイスの鳴き声がした。今週から始まった期末テストのために少々早めに家を出る娘を玄関まで妻とふたりで見送ったときのことだ。
 
 
 ホ〜〜ホケキョ♪
 
 
「今、ウグイス鳴いてなかった?」
「あなたも聞こえてた?」
「あれ?って思ってたとこ」
 
 
 ホ〜〜ホケキョ♪
 
 
「鳴いてる、鳴いてる」
「近いよね」
「どこで鳴いてるんだろうね」
 
 
 ホ〜〜ホケキョ♪
 
 
 ウチの前の道を駅に向かって歩いていたオジサンが立ち止まって周りをキョロキョロと見回していた。
 
「ウグイスを探してるんじゃない?」
「かもしれないね」
「すぐそばで聞こえたもんね」
「口笛で呼んでみようか?」
「よしなさいよ」
 
 私は口笛でウグイスの鳴き真似を吹ける。自分でいうのも何だが、けっこう巧い(と思っている)。以前に口笛で泣き真似をしてホンモノのウグイスと会話?したこともあるくらいだ。お互いに意志が通じていたかどうかは別として。
 
 
 春はすぐそこだ。
 
 
 ウチから駅までの距離は歩いて10分ほどだ。今朝、駅に向かって歩いている道ばたに、オーサカ名物「いか焼き」が落ちていた。
 
 そんなワケねーだろ(笑)と、近くに寄ってよく見たら、それは押し潰されてペシャンコになったまま路上に放置されているヒキガエルの死骸だった。
 
 自分が歩いている側の路肩だけでも少なくとも3つはあって、ナマ乾きのスルメっぽいスメルを放っていた。もしかしたら、道の反対側にもまだいくつか落ちていたのかもしれない。
 
 一昨日、昨日と続いた暖かさが招いた悲劇だ。それまで冬眠していた泥の中から這いずり出してきたのはいいが、運悪く通りかかったクルマにでも轢き潰されてしまったのだろう。ぐえ……。
 
 
 春はすぐそこだ。
 
 

エイプリルフールまでまだひと月もあるのに、もうハロウィンの話ですか?

 
 今朝、都営オーエド線ネリマ駅からギロッポン方面行き電車に乗ったのは、だいたい8時7〜8分頃だったと思う。
 
 ふだんよりもチョイ混みめの電車の、空きが1つか2つしかない吊革の1つを何とか確保すると間もなく電車は走り出す。目の前の座席に座っている人や両隣の人を観察するでもなくボンヤリと窓の外を流れていくトンネルの壁を眺めていた。
 
 トンネル内部の黒っぽいコンクリートの壁を、窓枠に沿ってくり抜いたように車内の明かりが四角く照らしていた。窓の外わずか1メートルくらいのところを音も無く白いシーツが電車にぴったりと寄り添って壁を這っていく。
 
 走り出して2〜3分ほどで、電車は次の新エゴタ駅に到着した。
 
 ホームを背にした窓の景色が、それまで見えていたコンクリート壁から白いタイルの壁に変わる。電車がスピードを落としていく。窓のすぐ外を流れていくタイルの目地がハッキリと見えるようになり、速度はゼロに。停止。背後でドアが開く。同時に車内の照明が消えた。エアコンの送風も止まった。しばらくして車内放送の声。
  
「車内点検を行なっています、今しばらくお待ちください」
 
 車内点検をするために照明を消したのか、照明が消えたから車内点検をすることにしたのかどっちなんだ?つーか、照明を消しちゃったら車内点検なんかできねえだろ、ってことは照明が消えたから車内点検をすることにしたっぽいな……、などと考えていたのだが、どうも車内車外の動きが伝わってこない。というか、わからない。
 
 照明が消えているのは電車の中だけではなかった。ホームの照明も7割くらい消えていて、聞こえてくるのは薄暗いホームの上をあっちへ走ったりこっちへ走ったりする駅員さんのバタバタした足音だけ。5分ほどすると、今度はホームに流れる構内放送の声が聞こえてきた。
 
「ただいまオーエド線は停電のため全線で運転を見合わせています」
  
 このとき、脳裏に浮かんだのは、TOKIO電力の電気料金値上げに対し、「コスト削減の努力が十分かどうか検証できない」として異議を唱え、「情報開示が不十分のままでは値上げは受け入れられない」と拒否したTOKIO都のイノセ副知事の顔だった。つづいて、ある考えが私の頭を支配しはじめた。
 
 この停電はTOKIO電力によるイヤガラセだ。イノセ副知事に恥をかかされたことへの復讐なのだ。きっとそうにちがいない、と。
 
 
 
 正面の窓ガラスの向こうには白いタイルの壁しかないが、そのガラスの表面には、照明が消えた車内に群れをなして立っている暗い人影を通り越して、背後の、薄暗く明かりの灯るホームの景色が映り込んでいた。
 
 ガラスに映っている黒い影の塊の中に、ボンヤリと白く浮かんでいるように見えるものがあることに気づいたのはそんなときだ。暗闇に白く浮かんでいるように見える輪郭のぼやけたそれは人の顔だった。ケータイの液晶画面の明かりに照らされた顔。顔。顔。それがポツンポツンといくつもあった。それらの顔は、こんなふうに語りかけているように見えた。
 
 
 
「セーフティーバーは、私がおろす」
 
 
 
※このお話は実話にもとづいて再構成されたフィクションです。実在の人物・団体・ホーンテッドマンション等には、いっさいカンケーないはずです。(笑)
 

ニクにくニクにく肉を食おう!

 
 蒲田(とゆーか、蒲田から池上線で1駅の蓮沼)にあるメキシカンというかウェスタンなレストラン、『ブロンコ』でステーキ食ってきた。まあ、ステキ!
 
 
 
■WESTERN RESTAURANT ブロンコ
http://www.hotpepper.jp/strJ000608541/
 
 
■お店のロゴ(お店のサイトより)

 
 
■お店の外観(お店のサイトより)

 
 
 
 じつは、10日ほど前にも一度、お試しでハンバーグを食べてたんだな。草履みたいなのを。で、今度はステーキに挑戦してみた、というわけ。つっても、わざわざ「挑戦」とかいっちゃえるほど大げさなもんでもないのだが。
 
 すりおろしニンニクをティースプーンに2杯ぶんほど乗せた上からステーキソースをダバダバかけていただきました。焼き加減は、「いちばん柔らかい」とお店もオススメのレア。
 
 
 

 
 
 
 オージーステーキ300g、これでも私にとっちゃ充分「挑戦」ですよ。なかには、「500gは食わないと食った気しないっス!」とか言う人もいるみたいですが。
 
 
 
 ついでに、プリップリの熱々チョリソにマスタードをタップリかけていただきました。
 
 
 

 
 
 
 写真には撮りませんでしたが、ステーキのセットについてきた若干甘めのドレッシングのかかったコーンが美味しいメキシカンサラダ(←すっごい人気、単品で取るお客さんが多いらしい)が気に入ったので、店員さん(←俳優の北川一輝を色白にした感じのイケメンだったぜ!)にレシピを教えてもらおうと思ったら、
 
「いっぺんに大量に作るので、50食とか100食ぶんのレシピになっちゃうんですよ」
 
 と言ってたのでそれ以上聞くのをやめちゃったけど、よく考えたら教えてもらった分量を50とか100で割ればよかったんだよね。今度行ったときにしっかり聞いておこう。マヨネーズとマスタードをベースにして、そこにちょびっとハチミツ使ってる?って感じでした。
 
 
 
 そんなわけでお腹がいっぱいになりすぎたので、帰りは浜松町から六本木まで、夜の散歩とシャレ込んでみた。増上寺と東京プリンスホテルの間を経て東京タワーの足もとを通り過ぎ、外苑東通りを北上するルート。真下から見上げた東京タワーを写メってみました。
 
 
 

 
 
 
「このアングルは鉄板ですね!」
「ってゆーか、鉄骨です!」
 
 
 
 途中、オマーリさんがゾロゾロいたので、ここはどこ?と彼らが警備に当たっているらしき建物に近寄ってよく見たら、それはロシア大使館でした。写メ撮ろうとケータイを構えたら、オマーリさんがこっちに向かって歩いてきたので走って逃げた……りはしませんでした。
 
 
 
 肉食ったせいなのか何なのか、なんかイロイロ濃くなってる気がします。血液とか。