夏の終わりのララららライブ♪

 
 9月8日の土曜日に二枚目(←おやくそく)ノンフィクションライター降旗学さん主催のライブイベントに行ってきた。というか参加してきた。ついでに演奏にも加わってサックス吹いてきた。
 
 イベントじたいは、すんげー楽しかった。
 いろんな人が集まってたし。
 いい演奏もたくさん聞けたし。
 
 
 
 自分がサックス吹いたのは2バンド。かけもちでそれぞれ2曲ずつ。主として伴奏。そこで自分の演奏について思ったこと――まあ、反省ですね――を書きとめておきます。
 
 
 
 ①曲を覚えられない。
 ②音が聞こえない。
 ③やっぱり、ちゃんと練習にも参加してないとダメ。
 
 
 
 ①については、そもそも最初からサックスのパート譜がない曲だったりして、スタジオでのバンド練習の際に、ほかのメンバーの演奏を聴きながらコードを耳で拾って即興で合わせたりしていたので、
 
「今のをもう1回」とかいわれても、
「今、どんなふうに吹いてたっけ?」ってなっちゃうんだよね。(笑)
 
 さらに、ボーカルとギターの絡んでる音が美しすぎて聴き惚れてしまい、自分が音を出すことをすっかり忘れていた、など。
 
 
 
 ②については、ほかのメンバーは電気使ってモニターから自分の音を聴いていたのだけれど、自分にはそういうものがなくて、ほかのメンバーの電気使った音にかき消されて楽器が鳴ってんのかどーかすらわかんなくって困った。
 
 口先で音程をコントロールするには音が聞こえていないと話になりまへん。
 
 
 
 ③については、オリジナルのキーでやるもんだとばっかり思ってオリジナルのキーで練習していたのに本番ではキーを下げてた曲があったりして、曲がはじまった瞬間、「え?」ってなった。
 
 事前に聞いていればキーを下げた練習をしていたのでしょうが、していなかったんですね。
 
 キーを下げることは頭ではのみこめていて、それを声に出して歌うことはできますが、楽器ですぐにキーを変えて演奏できるレベルまで練習してまへん。
 
 
 
 ようするに、自分で本番までの練習その他で積み重ねてきた以上のことはできませんでした。つーか、積み重ねの量が圧倒的に不足していた感は否めず。
 
 
 つーわけで、この次(←あるのか?)やるときは、マイク使うぞ!
 
 
 んで、こんどは、ゆる〜くレゲエっぽいのやりたいな、とか思ってる。
 
「んっかちゃっか んっかちゃっか んっかちゃっか すったたん♪」ってなリズムで、8小節くらいの、わりかし単純なパターンのメロディを繰り返す。
 
 そうしていくうちに少しずつ即興でデフォルメしてったりデコったり、ってなことをやってみたい。
 
 だれかがちょっと変化をつけて演奏すると、まわりもそれに反応して会話を転がしていくように音楽を転がしていく、セッションみたいなこと。これだと、曲をたくさん覚えなくてもよさそうじゃん?
 
 
 
 たとえば、こーゆーのとか、
  ↓

 
 
 
 こーゆーのとか、
  ↓

 
 
 
 こーゆーのとかも、どーやろ?
  ↓

 

はんそくばんど。

 
 先日、現在応援中(といってもツイッターでライブのスケジュールをつぶやいたりしているだけなのだが)のバンドのライブに行ってきた。
 
 まあ、だいたい月に1回ぐらいの頻度で、仕事との兼ね合いというか、スケジュールの都合がつけば渋谷とか吉祥寺とかのライブハウスに出かけていって、そのバンドの出番だけ聴いたら帰っちゃう感じの聴き方をしている。
 
 その日のライブは、お目当てのバンドの出番の後に出演するバンドがもう1組あった。早く帰りたいところだったが、まだリミットまで少し時間があったので、あとのバンドも試しに2曲くらい聴いてから帰ることにしてみた。
 
 というのも、なんかライブやってる最中に何だか客席の後ろの方で小競り合いでも起きてるのか?ってぐらいにザワついてたから気になってたもんでね。お客の人数も急激に増えていたし。
 
 また、その増えたお客の属性というか何というかが、私とほぼ同年代の女性たちであったということも興味をそそられたことも理由のひとつ。
 
 いったい、どんなバンドが出てくるんだろう?って思ったりしたわけなのさ。どうだい? 期待、できそうだろう?
 
 
 
 じっさい、彼らが出てきたときには、ビックリしたぜ。
 
 
 
 まず、ビジュアルがワイルド。
 
 ステージの前列中央にボーカル、向かって右にギター、左にベース、後方にドラムスの4人編成なんだが、右端のギターが何だかちんちくりんなのに中央のボーカルがやたらとノッポさんで高低差あり過ぎ。
 
 そのふたりが、まるで『ちびまる子ちゃん』に出てくる「インチキおじさん」と「ぶーたろう」に見えて仕方がない。
 
 これだけならまだ許せるかもしれないが、楽曲がいけない。
 
 たぶん、彼らのオリジナル曲なのだろうけれど、『ミニモニ。じゃんけんぴょん♪』チックなリズムで、不必要なほどピョンピョンしているのだ。
 
 あかんやろ、それ、反則やぞ。
 楽しすぎる。(笑)
 

乗換案内?

 
 関西方面在住の知人から突然電話きた、という設定。
 けっして悪いヤツじゃないんだけどね、という設定。
 
 
 
 「こんどな、東京いくことになってんやんか、ほんでな、ちょっと教えてほしいことがあるねん」
 
 オレにきいてくるなんて珍しいじゃん。
 
「東京で新幹線おりてから新宿へ出たいねん」
 
 東京駅から新宿駅への乗換案内かよ。
 
「どーやって行ったらええと思う?」
 
 山手線でいいんじゃねーの?
 
「山手線ゆーたら環状線やんな?」
 
 そう、東京〜新宿間だったら、品川・渋谷まわりだな。
 
「ええええ? 品川はイヤや」
 
 なんでイヤなんだよ?
 
「新幹線で品川通り越して東京まで来てんのやで、そやのに、また品川まで戻らなあかんて、ムダやん、それ」
 
 だったら品川で降りればいいだろ。
 
「それもイヤ」
 
 なんでだよ。
 
「品川で降りるんは停車時間短こうて、なんか慌ただしい」
 
 なら、上野・池袋まわりに乗ればいいだろ。
 
「遠回りになるからイヤ」
 
 じゃあ、中央線の快速でいいだろ。途中、お茶の水と四谷にしか停まらないから早いし。
 
「あ、アンタいま神田ぬかした、あかんやん、ぬかしたら」
 
 あ、そう……、まあ、神田いれたにしても途中3つしか停まんないから早いよ、だから中央線でいいんじゃね?
 
「中央線のオレンジ色がイヤ」
 
 なんだよそれ……、じゃあ、地下鉄は? 丸の内線なら新宿まで1本で来れる。
 
「地下鉄は景色見えへんからイヤ」
 
 そんなこと言うんだったら、もう、タクシーに乗れば?
 
「イヤや、タクシーなんか乗ったら高こつくやん」
 
 じゃあ、山手線で……。
 
「それは最初にイヤやゆうたやろ、てゆーか、話が1周して戻ってるやん」
 
 
 
 知るか、そんなこと。
 つーか、オレにきくな!
 
 
 
※さいしょに「……という設定」とお断りしていますように、これはコントのネタ的な創作、つまり、フィクションです。
 

かれおばな

 
「でででででたでたでた」
「なにが?」
「ゆゆゆゆゆ幽霊がでた」
「どこに?」
 
 幽霊が見えたはずの場所を確かめに行くと、そこにあったのは枯れ尾花(←ススキのこと)でした。幽霊に見えたと思ったものの正体は枯れ尾花だったのです。
 
 枯れ尾花だったと判ったけれど、それでもなお、どうしても言い張らずにはいられない人もいらっしゃる?
 
「透けて見えるから幽霊に見えるだろ?」
「ぜんぜん」
「揺れ具合が幽霊に見えるだろ?」
「ぜんぜん」
「あそこに立ってたら幽霊に見えるだろ?」
「ぜんぜん」
「いや、幽霊に見えるんだって!」
 
 いいえ、あなたの目にどんなふうに見えていようが、枯れ尾花は、枯れ尾花なんですよ。
 

ゲリラ豪雨?

 
 関西(方面)在住の知人から電話きた、という設定。
 決して悪いヤツじゃないんだけどね、という設定。
 
 「えらいこっちゃ、びしょ濡れや」
 「どーしたの?」
 「ゲリラ豪雨や」
 「へー、そーなんだー」
 「パンツまでびしょ濡れや」
 「そりゃたいへんだねー」
 「お前もそやろ?」
 「え?」
 「お前もびしょ濡れやろ?」
 「ぜんぜん」
 「なんでやねん」
 「こっち晴れてるし」
 「何ゆーとんねん、ゲリラ豪雨やぞ!」
 「……」
 
 てゆーか、こっちは雨ふってないし……。
 決して、悪いヤツじゃ、ないんだけど、ね。
 

晴れてる?

 
 ちょっと面倒臭い相手から電話きた、という設定。
 決して悪いヤツじゃないんだけどね、という設定。
 
 「あ、おれおれ」
 「おお、ひさしぶり」
 「どう、元気でやってる?」
 「元気、毎日暑いね」
 「暑いね、天気はどうよ?」
 「晴れてる、そっちは?」
 「こっちも晴れてる」
 「それは東京ぜんぶ?」
 「え?」
 「東京ぜんぶが晴れ?」
 「ええっと、いちおう、港区は晴れてる、かな? うん」
 「港区は晴れてるとして、八王子は?埼玉は?千葉は?」
 「え?…ちょ、ちょっ…」
 
 決して、悪いヤツじゃ、ないんだけど、ね。
 

ごごれんはあされんにしかず!

 
 日曜に早起きして、サイタマとの県境付近にある自衛隊の駐屯地に隣接するデッカい公園でサックス吹いてくる「朝練」を始めてからすでに1ヶ月を経過した。
 ↑
「すでに1ヶ月」というべきか、「まだ1ヶ月」というべきか、どちらが相応しいかはこの際不問。
 
 今のところ毎週欠かさずサックスを吹きに日曜の公園に出かけていってはいるのだが、先週15日の日曜と先々週7日の日曜と2週連続して朝には出かけられずに午後3時4時に練習に出ている。朝練ならぬ午後練だ。
 
 2週連続で午後練してみてわかったことが3つある。
 
 1.暑い。朝の6時7時台とは比較にならない暑さである。夏は暑いのが当然ではあるが、それにしてもの暑さだね。
 
 2.混んでる。朝の時間帯は人もまばらなので、音を出しても人の迷惑にはなりにくい(安全な距離を確保できる)のだが、午後はあっちこっちに人がいて音を出すのに気が退ける。
 
 楽器を組み立てたりするのに公園のベンチ(できれば木陰の)を利用するのだが、人影まばらな早朝だったら遠慮なく使えても、すでに誰かが腰掛けて休んでいるすぐその傍らで楽器を吹き鳴らす度胸は私にはない。
 
 3.行き帰りの道路の混雑。そりゃもう、早朝のガラガラの道路と夕方の渋滞とでは、気分だって大違い。チャリでもクルマでもそれは同様で、身の安全にも係わることですね。
 
 
 
 と、まあ、こんなとこかな?
 
 
 
 それはさておき、サックススタンドを通販で入手しました。
 練習中の休憩時などに楽器をちょいと置いとくのに、ふだんは自分の楽器ケースの上に置いてるんだけど、前回のスタジオ練習のときに、それではいろいろと支障があることに気づいて以来、いいのがないかな?と探してました。
 
 選んだのは、折りたためばサックスのベルの中に収まるコンパクトサイズのスタンドです。送料含めても、お茶の水リアル店舗で見たそれよりもランチ1回分くらい安かったんだよね。電車賃考えたらもっと差が開いちゃうはず。
 
 とゆーわけで、次回の練習が楽しみなんだぜ。
 
 じゃーな。